2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
この数年でスキャナによる撮像方法が広まりましたが、カメラによる撮影も行われています。初期の頃は黒の毛氈に刀剣を寝かせ、照明を当てて真上から撮るというシンプルなものでしたが、独自の工夫を重ね、より鮮明な写真を撮ることに成功しているフォトグラ…
PM2.5などの公害が大問題になっていますが、 2008年の北京は、嘘のような青空が広がっていました。 試合開始前の練習風景を、右翼後方のブルペンから眺めています。 2008年8月22日 北京 五棵松棒球場にて
まるでプロレスラーのような巨漢がアンダーシャツもなしにユニフォームを羽織り、30cmはあろうかという超特大の葉巻を右手の人差指と中指に挟みながらブルペンに登場した姿は、とても現役のピッチャーには見えませんでした。 キューバの英雄、ペドロ・ラソ投…
長尺の刀や太刀の場合、造り込み(刀剣の構造、詳しくはWiki等をご参照ください)は鎬造りが一般的です。平造りの短刀であれば刀身をガラス面にほぼ平行に置くことができますが、より立体的な形状の鎬造りでは鎬地と平地のどちらか一方だけが接地するため、 …
市販のスキャナはそのほとんどがA4サイズですが、A3サイズの製品も販売されています。このサイズですと、寸延短刀までであれば直接ガラス面に載せて一度で撮像することができます。通常スキャナはガラス面にピントが合うように設計されていますので、刀身を…
市販のフラットベッド・スキャナをオーバーヘッドタイプのように使用するには、逆さにして作動させなければなりません。もちろん各メーカーとも、そんな使い方は推奨していませんので、分解した時点からすべて自己責任です。 形状に違いはあるにしても、ガイ…
フラットベッド・スキャナはコピー機のようにガラス面に書類や写真等の平面な対象物を置いて画像を読み取るのが本来の使い方です。中にはフィルム等の透過原稿に対応したものもありますが、それ以外の使い方をあまり想定していません。 スキャナは、読み取り…
ちょうど2年前に、ふとしたきっかけで「刀剣の撮像とデジタル・アーカイブ」についての研究を始め、同時に業務用スキャナの性能比較調査等を実施しました。1年ほど前からは自身で専用機の設計・製作に取り組み、すでに数機種が稼働中です。 それぞれの専用…
ここでは小さな画像しか載せることができませんが、下の写真は16bit (color 48bit) TIFF 800dpiで撮ったものです。表裏で6枚のカットを繋ぎあわせ、元画像のサイズは約1.6GBあります。最終的に高精細等倍プリント出力を目的としていますが、デジタル・デー…
これまでに開発された専用撮像機はプロトタイプに近く、量産が見込まれないことから非常に高価なものとなっています。そこで市販のスキャナを改造し、これに専用の撮像台を組み合わせ解決することにしました。刀剣を直接プラテンガラスに置くとキズをつける…
刀剣専用のスキャナは私の知る限りこれまでに2機種開発・販売されています。ラインスキャナでの撮像はカメラでの撮影と違い、光を刀身に均等に当てることができますので、切先から中心尻まで鮮明で高精細な画像を得ることができます。しかしながら前述の専…
まだ銘も切られていない新作刀を撮像しました。姿形が美しく、鎬筋まで届く重花丁子がいっそう華やかです。最高の研磨が施されています。 ずっと迷っていましたが、本日ブログ・デビューです。 これから少しづつですが、撮像方法や写真などを紹介していきた…