専用撮像機
専用台はアルミの板の長辺両端を『コの字型』に折り曲げて、強度とガイドレールの役割を持たせています。長辺の長さは120センチあり、この長さをベンダー加工してくれる工場も少ないのですが、『コの字型』に折り曲げてもらえる工場はもっと少なく、そこに公…
スキャナ本体をオーバーヘッドで作動させることができても、読み取り範囲を超える長さの刀剣を撮像するには、画像の繋ぎあわせのため精巧に平行移動する機構を考えなければなりません。そこで、本体と組み合わせることで解決できる専用台の設計・試作をしま…
逆さでの作動と焦点距離の調整ができた時点で、次は撮像台の設計・製作に触れなければならないのですが、すでに実機が稼働中ですので、この機種の試作段階での写真を掲載します。 画像右側の白い物体は市販のA4サイズのスキャナです。撮像台を挟みこむように…
非接触で撮像するためには、ガラス面からある程度の距離が必要です。パソコン周辺機器として認識されることの多いスキャナですが、光がレンズを通りCCDに届くのはデジカメと同じです。であれば読み取りユニット内のレンズとCCD基板を前後に微移動させること…
市販のフラットベッド・スキャナをオーバーヘッドタイプのように使用するには、逆さにして作動させなければなりません。もちろん各メーカーとも、そんな使い方は推奨していませんので、分解した時点からすべて自己責任です。 形状に違いはあるにしても、ガイ…
フラットベッド・スキャナはコピー機のようにガラス面に書類や写真等の平面な対象物を置いて画像を読み取るのが本来の使い方です。中にはフィルム等の透過原稿に対応したものもありますが、それ以外の使い方をあまり想定していません。 スキャナは、読み取り…
これまでに開発された専用撮像機はプロトタイプに近く、量産が見込まれないことから非常に高価なものとなっています。そこで市販のスキャナを改造し、これに専用の撮像台を組み合わせ解決することにしました。刀剣を直接プラテンガラスに置くとキズをつける…