刀職 白銀師 (しろがねし)
刀剣の製作は刀鍛冶だけではなく、研磨師や鞘師、塗師など様々な職方の手を経て完成します。日本刀が総合芸術作品と言われる所以です。
刀匠が製作した「できたてホヤホヤ」の刀剣は刀匠自らが荒研ぎをします。これを「鍛冶押し」と言うのですが、この状態の刀剣が最初に送られる職方が白銀師です。
今日の写真はその白銀師が製作した「紗綾形紋 金着二重ハバキ」です。上下で2つに分かれる素銅で造った台に、意匠たっぷりな金の薄板を着せています。
拡大画像はこちら。 http://www.flickr.com/photos/sparetimestudio/10776588213/sizes/o/
白銀師について文部科学省が制作した、面白いチャンネルをご紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
日本刀の職人たちVOL3 白銀師 :文部科学省 - YouTube