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Spare Time Studio

刀剣・刀装具を中心とした高精細画像と『美』にまつわる話を綴る”空閑工作室”

刀剣専用撮像機の製作【3】

市販のフラットベッド・スキャナをオーバーヘッドタイプのように使用するには、逆さにして作動させなければなりません。もちろん各メーカーとも、そんな使い方は推奨していませんので、分解した時点からすべて自己責任です。
形状に違いはあるにしても、ガイドに沿って底面を滑る構造はわかりました。であれば、逆さにした状態で上面を滑らせるようにすれば作動するかもしれません。入手した機種の中には、読み取りユニットの片側がガイドパイプを挟み込み、もう一方だけが底面を滑る構造になっているものがあります。まずはこの機種から改造を始めてみます。
 
歪みのない画像を得るには、読み取りユニットを正確に平行に保ちながら移動させる必要があります。この機種の場合、片側はガイドパイプでユニットの高さ位置を固定し、もう一方はその高さに合わせた「滑る足」を付けることで解決しています。ガイドパイプ側は逆さにしても位置はほとんど変わりませんが、足側は底面から離れ、ガラス面に落ちて斜めになってしまいますので、読み取りユニットとガラス面の隙間を計測し、その隙間に別途製作した「足」を取り付けてガラス面を滑らせる方法で試したところ、どうにか逆さにした状態でも作動するようです。

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